ドライマウスってご存知ですか?

コラム2018.03.12

ドライマウスを引き起こす唾液分泌量の低下は、加齢による場合は10%程度で、最も多いのは薬の副作用です。降圧薬、抗うつ薬、向精神薬、抗パーキンソン薬、抗ヒスタミン薬、利尿剤、鎮痛剤、気管支拡張薬などにドライマウスを引き起こす薬剤成分が含まれている場合があり、数種類の薬を併用していることが多い高齢者の場合、特にその可能性が高くなります。それ以外にも、ストレスによる緊張や糖尿病、目の乾きと唾液の分泌量低下を主な症状とするシェーグレン症候群などが原因とされますが、さらに口の周りの筋肉の低下によって唾液分泌が低下することもあるようです。

 また、ドライマウス専門外来を受診する患者さんの分布は40~60歳代の女性が多いのですが、これは、唾液腺は性ホルモンによって調節されており、閉経前後のホルモンバランスの乱れも原因の一つになっています。